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キウイフルーツは、マタタビ科 ・ マタタビ属のつる性の植物です。原産地は中国の揚子江流域とされ、もともとは「チャイニーズ ・ グーズベリー」と呼ばれていました。

1904年に中国から旅行者のイザベルさん(写真1)によって、ニュージーランドへキウイの種が持ち込まれました。

イザベルさんの持ち込んだ種は、ワンガヌイ近郊の農夫アレクサンダー氏に渡って1910年に実り、中国以外で生産された初めてのキウイフルーツとしてほぼ確定されました。これらは中国外で商用生産する全てのA.deliciosa種の原種となっています。
その原種をオークランドAvondaleの養園主ヘイワード氏が品種改良を重ね、現在の形になりました。そして彼の名にちなんでヘイワード種と名付けられました。ヘイワード種は、実が大きく、香りも良く、保存性も高いという優れた特徴を持っています。

1950年頃、「チャイニーズ ・ グーズベリー」はニュージーランドの国鳥「キウイバード」(写真4)に似ていることから「キウイフルーツ」と名づけられました。「キウイ」とは「ニュージーランド」という意味でもあります

日本に本格的に登場したのは1970年の大阪万博ニュージーランド館の果実展示で紹介されたのが始めてと言われています。その後、1970年代後半からは日本でも栽培されるようになりました。

現在では、「キウイフルーツ」はニュージーランドの代表的な果物として世界中に輸出されています。2004年、ニュージーランドにキウイフルーツがやってきて100周年が経ったことを記念しロゴもデザインされました。

1970年代後半、ゼスプリは、中国より数多くの原種を導入し、ニュージーランドのホートリサーチ園芸研究所にて自然交配を数千回実施の後、甘くてトロピカルな風味にあふれた黄色い果肉のキウイフルーツの誕生に成功しました。それがゴールドキウイです。
「ゼスプリゴールドキウイ」の親木が選出されたのは1987年、初めてニュージーランドから輸出されたのは1998年ですので、商品化まで実に20年の歳月が費やされています。
ニュージーランドの肥沃な火山灰質の土地、ベイオブプレンティ地方の暖かい気候に育まれた「ゼスプリゴールドキウイ」は、食べやすい甘さとトロピカルな風味で人気が定着し、世界のマーケットへ紹介されています。
1998年、「ゼスプリゴールドキウイ」の世界への最初の出荷量は4,000トレイ(約14.4トン)。
その後、ニュージーランドの生産者の努力もあり、徐々に収穫量が増え、2006年はゼスプリ全体で約1,700万トレイ(約61,200トン)が出荷されています。

*「ゼスプリゴールドキウイ」は、ゼスプリが育成者権を所有していますから、ゼスプリと生産契約を取り交わした産地だけで栽培されています。

 

ゼスプリは育成者権を所有している「ゼスプリゴールドキウイ」の日本国内での生産にも取り組んでいます。
国内の産地と提携してこのプロジェクトを進め、2001年には愛媛県下の生産者と契約を結び日本国内第一号のゼスプリゴールド園地が誕生しました。
2004年には佐賀県下の生産者とも生産契約を取り交わしています。現在、両県において約150ヘクタールの園地に「ゼスプリゴールドキウイ」が植樹されております。
2010年には愛媛・佐賀の両県で約100万トレイ(約3,500トン)の生産を目指しています。

 

キウイフルーツは、 温帯から亜熱帯に分布する果樹です。ニュージーランドはもちろん、イタリア、フランス、チリ、中国、日本でも栽培されています。日本で販売されているキウイフルーツは国産品と輸入品がおよそ半々で、輸入品ではニュージーランド産が約9割を占めています。キウイフルーツはどこの地域でも秋に収穫されますので、南半球のニュージーランド産は日本で4月から12月にかけて販売され、日本の国産品は10月から翌年の4月ころまで販売されます。

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